OperaMini続報です。
さて、前回のエントリでOperaMiniをTXに導入しようとしたものの、オチまくるのでオチオチブラウジングもできねえよ！と言うところまででした。導入のOperaMiniのバージョンはopera-mini-2.0.3920advanced-jpです。
以下、あくまでも雑感を記していきます。
詳しくははてなグループのwrite a paper on Free-Palmwareさんをご覧になった方が詳しい情報は集まっているかと思います。（勝手にリンクすいません）
僕の環境下での挙動を整理をしてみると
- 1.ブラウザ内のテキストエリアでの日本語入力がJapon＋POBoxでは不可。グラフィティでもソフトスクリーンでも同様。
- 2.テキストエリアをタップするだけで、かなりの頻度で落ちる。
- 3.ページの読み込み中、シルクエリアを引っ込めると落ちやすい。
- 4.ページの読み込み中、ポートレート←→ランドスケープ表示を切り替えると落ちやすい。読み込み中でなくても表示切り替えは固まりやすい。
- 5.OperaMiniからネットワーク接続を開始しようとすると固まりやすい。
ワタシの環境・機種では以上のような傾向があるようでした。（もちろん該当機種やそれぞれの環境によって違いは有るものと思います）以下、僕がそれに対して行った対策を参考までに記しておきます。なお、対策について、必ずその対策が不安定である原因を取り除けたかどうかという部分について明確な理由付けや確信がある訳ではありません。
すべては感覚的な尺度である事は事前にご了解下さい。（役に立たないっすね）
また、うっかりさんな僕ですから、大切な設定項目についての抜けがあるが故の不安定さというのもあるかも・・・
1.については改善出来ていません。ソフトキーボードなら日本語入力が可能だとか、シルクエリア・ストロークでのFEP切り替えは受け付けているという意見をNet上で散見しますが、僕の環境ではどちらもダメです。*1なので、逆に入力が必要でないブラウジングを心がけるようにしています。具体的にはPalm系なら「ぱむあん」からリンクで飛ぶとか、最初はアドレスをきちんと入力してブックマークする、WEBでのブックマークサービスをPC上で編集して活用する、などです。
2.について・・・Prefsの「IBM Java設定」の「メモリを最大に設定」の設定項目を調整する事により、かなり改善されたのではないかと思います。（メモリの設定が実際に挙動に影響したかどうかは確信がありませんが）TXでお使いの場合は4Mbに設定されている方が多いようですが、僕の感覚的には1Mbの方が安定しているように感じます。
3.4.については、読み込み中のシルクエリア切り替えや表示切り替えは避けることで回避できます。また、「最大Javaスレッド・スタック・サイズ」を調整することにより若干ではありますがページ読み込み時の挙動が安定してきた気もします。あくまで気もします、ですが。僕の場合は1Kb〜2Kbの方が安定ポイントです。TXでは8Kbに設定されている方も多いようですから、これも試してみないと、という感じですね。*2
また、ランドスケープ表示でのブラウジングが希望の場合は最初からランドスケープに切り替えておいた上でページの読み込みを始めた方が良い気がします。その場合のテキスト入力は、僕の場合は諦めるか標準で付いている全画面でのグラフィティで入力しています。もちろん英語のみ。IDやパスワード程度の入力で有れば問題はなさそうです。
5.に関しても、OperaMiniを立ち上げる前にネットワークに手動で接続しておく事によって有る程度防げます。
3.4.の数値に関しては、僕以外の方でこんなに低めに設定されている方はどうやらいらっしゃらないようですが、僕の場合は高めに設定すると落ちやすくなるような感覚を受けています。適切な数値というのは各々で試行錯誤された方がいいと思います。*3
こんなに苦労するぐらいならおとなしくXiinoでも使っとけ、という話になりそうですが、やはり高いポテンシャルを秘める表示能力や気持ちがいい動作など、やはり魅力あふれるブラウザです。Xiinoも現段階のOperaMiniも得手不得手がありますから、上手に使い分けていきたいところです。
zephさんよりご指摘のコメントをいただきました。
うーむ、なるほど。とても良く分かりました。
っていうか、もっとしっかり調べてかかないといけないですねーオハズカスー
本文は取りあえずちょっと追記させていただきました。
Zephさんご丁寧にありがとうございました！
