一晩明けて

昨日のイー・モバイルの音声サービス発表は、個人的になかなかなインパクトがありましたし、とても応援したい気持ちです。ちょっと自分のニーズには合わないので、現状は契約しませんけど。なかなか攻撃的な千本会長、弁舌も滑らかでしたが、その節々にイー・モバイルの抱える構造的な弱さも見え隠れしました。
オープン且つグローバルを目指したいが、周波数帯は国際的に例の無いW-CDMA1700Mhzであることや、オサイフケータイはともかくワンセグなどの国内限定(で、しかもある程度のニーズがあることがわかっているサービス)にどう対応していくか。国際ローミング契約締結後にもSIMアンロック端末を出し続けることが出来るか等ですね。
現状は専用端末しか使えないのにオープンも糞もありませんから、まずイー・モバイルは有名なメーカー各社に1700Mhzにも対応してもらえるようあたってもらいたいところです。今は実質auと同じ妙な独自規格(というか独自周波数?)の会社でしかありませんからね。
また、SIMロックに対するスタンスですが、今回のS11HTは国際ローミング契約が整ってない現状での苦肉の策としてSIMをアンロックしただけなのかもしれませんね。。当面は現地のSIMでなんとかしてね、ということなんでしょう。海外ローミング契約がまとまるこの夏以降も同様の端末を出してもらえるのかどうか。

そして何より、今後の自社網エリアが広がるスピードが最も大事ですね。頑張って欲しい。