そりゃジャパネットたかたは売れるわ・・・と思う瞬間

ホームベーカリー購入を検討していた今回に限った話ではないんですが、購入の必要に迫られて白物家電のリサーチをしているときにいつも「そりゃジャパネットたかたは売れるわ・・・」と思う訳です。
常々興味がある分野の製品については、新製品発表の噂や前のモデルとの機能比較を始めとして、ある程度は情報収集を日常的にやっている訳で、だからこそ事前に絞り込みが出来たり比較するポイントを絞り込めたりする訳ですよね。特にデジタル家電においてはその傾向が顕著です。
それに対して、興味のない分野や買い換えスパンが長い白物家電なんかになると、常に浦島太郎状態。そんな、全くまっさらの状態でジャパネットたかたの説明を聞くと、紹介されている機種が特別優れているような気がするし、しかも安いのかも、と思っちゃう訳です。

個人的な分野でいうと、デジカメやプリンタなんかのジャパネットの商品を見ると、「なんでわざわざこの機種やねん、しかもフォトプリンタと抱き合わせかよw」なんて思いながら見ている訳ですよ。値段も、ざっくりした相場感を自分の中に持っている場合はいちいち驚いたりすることもありません。(とは言え逐一最安値を把握している訳じゃないから、抱き合わせを差し引いてもそこそこ安価に感じることが多いのは内緒)
ところが、自分が弱い分野であるカーナビとかひげそりとかになったらもう駄目。「最新の機種ってこんなことも出来るの!?」の連続です。あおりの科白もあって値段も安く感じます。技術進歩の把握が出来てないのと相場感が把握できてないのが原因ですね。それに加えて白物家電はちょっとした使い勝手の工夫なんかがしてあることがあって、そこが商品の付加価値を高めていることが多いんですが、何せ日常的に使っていないことが多いのでその付加価値の値打ち(本当にその工夫が自分にとって意味があることなのか、と言うことなど)を見極めることが出来ないんです。自分がその機能を便利に使っているイメージできないんですね。でもあると便利(もしくは無いと不便だ・・・・)って言ってるし・・・・
と言う風に、出来ることの羅列をあおり立てられた後にちょっと安めの値段を提示された日にゃ、ご年配の方とか、機械系に弱いおばさんなんかはころっと行く訳だ・・・・と、白物家電を前にした自分を見て思う訳です。

特に落ちは無いっすけどね。